スライドグラス,細いガラス管,黒い紙,厚紙
・ガラス玉顕微鏡を作る。 ・ガラス管をバーナーで熱して,1.5ミリくらいの球を作る。パンチで穴を開けた厚紙に固定する。 ・試料の上に置き,ピンホールを開けた黒い紙を貼って観察してみよう。
ガラス玉の材料になるガラス管は,医療用のヘマトリット毛細管が手に入れば,これを使うのがベストです。もちろん,一般のガラス管でも作ることができます。
ガラス細管の先をバーナーで熱して,1.5mmくらいの球を作ります。固定用に,首の部分を1cmぐらい残して折り取ります。これを,パンチで穴を開けた厚紙にのせて,首の部分をセロハンテープで固定します。ピンホールを開けた黒い紙を,ガラス球の上にテープで貼れば完成です。
ピントを合わせるときは,スライドグラス上の試料に,ガラス玉顕微鏡と目をうんと近づけなければなりません。ピントが合う位置が1 2mmしかないからです。でも,球面レンズなので,うまく作れば,100倍ぐらいの倍率で見ることが可能です。
このガラス玉顕微鏡は,レーウェンフックの顕微鏡の原理を利用して作られた物です。科学史も含めて話をすれば,おもしろい教材になるでしょう。
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